軒裏の仕上げ

『軒裏』とは軒の下側(裏)の見えがかりの部分(建築用語辞典より)
         
つまり、屋根が壁より出ているところ(庇)の裏側です。
     
       
    
この部分の仕上げをどうするかでも建物の印象は変わってきます。
塗装や左官、木を張ったりと色々あります。
防火指定区域ですと、仕上げに木を使うことに規制がありますが、
やり方によっては木を使用する事も可能です。
   
   
建っている住宅を見てみると不燃性のボードに塗装仕上げが多いです。
当社でもよくやる方法です。
外壁と色を合わせます。
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仕上げは上記と同じですが、母屋(屋根の構造材)をみせる方法もあります。
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こちらは仕上げに木を張っています。
なかなかかっこいいです。
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こちらも木です。
見た目は分かりませんが、防火指定区域だった為、一度下地にモルタルを塗って、その上から木を張っています。
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下の写真は外壁と同じモルタルで仕上げています(写真ですとわかりにくいですが…)。
すっきりした印象になります。
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下記は、杉の野地板(屋根の下地の板)と垂木(屋根の構造材の一部)と母屋を表しにしています。
和風の建物に合います。
写真の家は瓦なのでかなり雰囲気が良いです。
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shirota