「地鎮祭」に参加しました! | 茅ケ崎市

こんにちは。妹尾大地です。

※2023年4月1日より入社しました妹尾大地です。
自己紹介文を別途掲載していますので、良かったらそちらも覗いてください。
→「4月より入社しました妹尾大地です。」

現在、設計や営業のお打ち合わせに同席したり、
現場に出向いたりとバタバタし始めている私ですが、
先日、「地鎮祭」に初めて参加してきました。
前職が畑違いの業界にいたこともあり、最初は一口に「地鎮祭」と言っても、
なんとなく家を建てる前の儀式程度の理解しかありませんでした。

正確な言葉の定義としましては、
“地鎮祭とは、土木工事や建築などで工事を始める前に行う、
その土地の守護神を祀り、土地を利用させてもらうことの許しを得る”ことを意味します。
「じちんさい」と読むほか「とこしづめのまつり」と呼ぶこともあります。
確かに「鎮」の字にはしずめる、落ち着かせるといった意味がありますね。

実施日には、「一粒万倍日」を選びました。
日本の暦には、「縁起の良い日」とされる吉日が幾つか存在しますが、一粒万倍日には、
「一粒の籾(もみ)が万倍にも実り、立派な稲穂になる」という意味があり、
何かを始める際には最適な日です。

敷地の四方に青竹を立て、縄を張ります。
紅白幕やテントを張ります。祭壇を組んだり、お供え物を並べます。
工事の着工にあたり、神職をお招きして神様にお供え物をし、祝詞(のりと)をあげ、
お祓いをして浄め、最初の鍬(くわ)や鋤(すき)を入れ、工事の無事を祈ります。

家づくりの過程では、さまざまな不安がつきものになるかと思います。
そういった過程を進んでいく中で、良いスタートを切るためにも、
神様に安全を祈願することは一つの心の拠り所になるのではないでしょうか。

私自身も実際に「地鎮祭」に参加してみて、
これからお施主様の夢の家づくりが始まることへの覚悟、身が引き締まる思いがありました。
とは言っても、まだ道半ば、むしろスタートライン少し手前くらいにいるかもしれませんが、お施主様の望みや期待以上を叶えられるよう精進あるのみだと再認識することが出来ました。

今回参加させて頂いたお施主様の家づくりの安全を祈願して閉じたいと思います。

妹尾大地

PS
これまで空間(建築)の魅力をなんとなく良いなと思うことはありましたが、この業界に身を置くことで、その理由が分かることがすごく新鮮であり刺激的であり楽しいです。
まだまだ知らないことばかりですが、貪欲に学び、より空間(建築)の魅力を知り、体現できるよう頑張ります。