暮らしをちょっと快適に~22夏・湿度編~

あっという間に久々の更新となってしまいました。
9月に入り、まだまだジメジメした日が続きますが
湿度の数値、体感の差を気にしたことはありますか?

参考書を見ると何%に抑えないとカビが出やすいとか、
温度によってグラフ値が変わっていくとか、
絶対湿度(g/㎥)と相対湿度(%)など学校の授業で習ったけれど。。。
なんか苦手というような方も多いのではないでしょうか。
かくいう私もその1人。

難しい話はいったん置いておいて、
まずは実測して体感の数値化をしてみようということで、
今年の梅雨前よりこちらの器具を2台
リビングとテレワーク部屋に設置してみました。
測って見ると自分が思った以上に数値の振れ幅が大きく湿度が高い。


会社でエアコン回していたらこんな感じです。
リーズナブルで難しい機能が無いのが良いです。

松尾先生の著書を片手に勉強し、絶対湿度の8g/㎥から16g/㎥くらいを基準として
16g/㎥を超えたら除湿機やエアコンを回して調湿をするようにしました。
結果、この梅雨から築36年RC壁式構造のマンションは30度を超える暑い日、
雨の日や蒸し蒸しした曇天の日などはほぼ日中回しっぱなしとなったのでした。
※入居前内見時は北部屋のクロスにカビがあり、なんとかせねばと思っておりました。

朝ブォーンと除湿機を2台回すと夜になると
タンクは水でいっぱいとなります。
某ぞうさんでは歯が立たないわけです。

恐れていたクローゼット、押入れのカビや下足入れ内のカビなど全く出なくなり、
朝起きてなんとなくジメッとしていると、20g/㎥越えたくらいだなと
感覚でわかるようになります。
除湿機を回して16g/㎥以下くらいに抑えてくると
同じ室温でも肌感覚、居心地が全く違うことがわかってきます。継続は力なり。面白い。
今は光熱費がかさんでしまっており、もっと効率よい方法を模索中です。
次は冬の乾燥期の対策も考えなければ。。。
新築や性能の良い住まいの場合はもっと簡単に制御できるかと思います。

難しい数値やグラフを見るのは気が滅入るかもしれませんが、
まずはちょっと測ってみることからはじめてみて
日々の暮らしをちょっと快適にしてみてはいかがでしょうか。

高宮