耐震補強の補助金制度

過日の白蟻被害の救済は残念な結果で終わってしまった。
白蟻被害の建物は昭和56年以前に建てられた建物であるため震災のさい被害が予想されることもあり、国策である耐震に関する補助金が申請の上支給されることになっているのですが残念なことに平成7年に増築をしていることを理由に申請は却下されてしまったのです。
通常補助金は耐震診断料として84,000のうち50,000を補助金として支給去れ、工事が必要と診断されると改修費用として50万円が補助されます。
又申請者が65歳又は低所得者の場合にはさらに234、000円が加算され734,000円の補助金となります。
私は毎月定期的に市役所や各地区の公民館にて市の依頼で耐震診断を無料で行っています。
しかしのど元過ぎれば何とやら、何処かの街で災害が発生すると相談者は行列を作り、ほとぼりが冷めるとちらほらと相談者が訪れます。
起きてからでは手遅れです、大切な家族に被害が及ばないうちに是非耐震診断を受けて欲しいと願っています。
昭和56年以前の建物はぜったしに危ないのです!
油断大敵、平成12年以前の建物も金物補強の認識が薄くやはり危ない建物が多々あります。