以心伝心と言うことわざ

私が良く人を諭すときに使う言葉である。
口で言わなくてもお互いが相手の気持ちがわかる事。
禅宗のお坊さんが、言葉や文字で表せない仏法を弟子に
心から心へと、じかに伝えることから (以心伝心)と表現。
まさに私の匠の心も親方(恩師で師匠)である大工の棟梁から心技一体、改まった教えを受けたこともなかったが、以心伝心で授かったのだなと最近改めて実感させられたのであった。
残念なことに最近ではメールで伝えないと心は伝わらないのかも知れませんが 愛し合う者、信頼しあう者、尊敬と思いやりで結ばれた師弟関係や上司、家族の中では以心伝心は自然そのものでしょう。
今流のテレパシーとかフイリングが合うとかとは違うもっと崇高な、 間 の中で 心”と心”がふれる。
残念というか当然のことなのか周囲の修行が足りないのか? 周囲では察する者はごくわずかなり。
私の理想とする以心伝心も今の時代を生きる人には心の真空管は既に退化し受信不可なのでしょう
こんな悟り方は情けなく不本意ではあるが世のため、人のため、運命共同体の社員や一族のため!
以心伝心のデジタルチャンネルをアナログに切り替え、口角泡を飛ばし叱咤激励 君子豹変と決めた。
先ずは加賀妻の理念・妥協しない、させない・匠の心の伝授から始めるため再度地に足をつけよう。