チルチンびとの取材・最新作・雑誌掲載

チルチンびとの取材・最新作・雑誌掲載

日曜日にチルチンびとの取材を受けました。
加賀妻会長(棟梁)の取材と、小田原のS邸の取材・撮影です。
ありがとうございました。

小田原のS邸「富士山を臨む住まい」はお引渡しさせて頂き約1年経ちます。
構造は山辺構造設計事務所、造園はNAYA設計室さんとの協働になります。

西側ではありますが、田園風景が広がる土地に、
大開口の障子とサッシをコーナーに設けました。

西日を遮るように、大屋根を葺き下ろし、化粧柱一本が建つ、
ダイナミックな空間になっています。

チルチンびと夏号に掲載予定です。
テーマは「いい家の条件」とのことです。

最後に書きます、
雑誌の特集の「長持ちする家」の取材内容にも共通しますが、
外皮性能や構造性能、構造材、仕上材料は前提条件として、

美しい外観・内観を提案できることも重要だと考えています。
その為に、構造設計や造園設計と組み、協働出来る様な体制で進めています。
結果、「住まい手の誇れる家」にもなるのではと思います。

特に最近、性能値の問合せが増えています。
まず性能値が分かりやすい指標になると思いますが、
住まいのほんの一部です。

実際に空間を見て頂ける見学会にお越しください。
ただ、コロナの影響と、工事工程の関係があり、
次回の完成見学会は見学会は5月末になると思います。
または、個別にオーナー様宅にもご案内させて頂いております。

前置きが長くなりました。写真を載せます。
全開放サッシを2面開放した状態。富士山も左側に見えています。
サッシは黒、外部の木部も濃茶に塗装。
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1階LDK。
造作キッチン。カウンターは松岡製作所。
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2階からの見下ろし。
お子様の小さな時はネットを張ります。
右手は天井の低いスタディーコーナ。テレワークに使っています。
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大開口サッシの横の白い壁。
プロジェクターを投影できます。
プロジェクターは手前上の天井裏を利用。
居間はキッチンカウンターで軽い食事が出来るように、タイル床から200mm上げています。
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薪ストーブの為の白い壁とタイル。
薪ストーブ用の黒いスポットライト。
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大解放サッシを用いる場合は、白い壁も重要です。
構造はもちろん、プロジェクター等を投影する等、機能的にも使えます。
一番は、家の雰囲気がとても落ち着きます。
大開口の半分位の幅の壁があるとよいですね。

他の話題です。
2月にお引渡しさせて頂きました、
大磯町東町のK邸の写真を少しですが載せます。
(残念ながら、コロナ渦で見学会は見送りました)
南東に開いたL字型の住まいです。
南側隣家の庭、専用通路が東側にあり、南東が抜けています。

外観はいつも通りの左官壁、ユダ木工の玄関戸、窓枠・板張りです。
外構工事中の外観になります。
植栽はお住まいになられてからとのことです。
お引渡し時には、ご両親やご兄弟とそのお子様などたくさん来られて、
にぎやかなお引渡しになりました。ありがとうございました。

写真を載せます。
K邸はオークの床材としました。
天井は標準で使っている、程度の良い空気を通すクロス。
リビングのみ平屋で勾配天井です。
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少し引いたアングル。
手前の引戸は階段下収納。
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リビング。建具はタモ練付。
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ダイニングキッチンからリビングを見る。
ダイニングはペンダントライト(取付前)。
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洗面は造作。
室内干は上手工作所。
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道路側の外観。
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最後に、雑誌掲載の話題です。
建築知識ビルダーズの最新号に載せて頂きました。
テーマは「長持ちする家」です。
建築知識ビルダーズNo44
是非ご覧ください。
HPのお知らせにも載せました。
メディア掲載記事

高橋一総