ウッドショック・見学会のお知らせ・NAYA設計室について、
ウッドショックについて、
日経新聞や朝日新聞にも記事が掲載されていましたので、
ご存じの方も多いと思います。
アメリカ・中国の景気急回復で郊外の住宅着工数が拡大、供給が追い付いておらず、
また、世界的なコンテナ不足(先日のスエズ運河のタンカ座礁の影響もあるそうです)で、
日本に木材の輸入材が不足しています。
ツーバイ材や、米松、集成材等、木材が構造材も含めて足りず、
その影響で国産材の買い占め、、等により、
国産材も供給不足、価格が上がってきています。
上棟の予定が立たない会社もあり、
この状態は、しばらく続くと思います。
加賀妻工務店は、
構造材は全棟「山長商店」。
このニュースを聞いた後、状況をヒアリングしたのですが、
「山長商店」は、山を持ち、山林経営から伐採・製材・乾燥・プレカット加工までを自社で手掛ける一貫事業体制なので、ウッドショックの影響をほぼ受けていないそうで、安心しました。
ただ、山長商店さんにも問い合わせが、ものすごく増えているそうです。
下地材、家具の側板などの材料は影響を受けそうです。
ある程度、これは仕方ないと思っています。
他、
西川材の「サカモト」さんの杉の建具、
断熱材の「マツナガ」さんのセルローズも影響受けてないとのこと。
以下の記事が概要分かりやすいです。
https://htonline.sohjusha.co.jp/20210423-1/
https://htonline.sohjusha.co.jp/20210408-1/
話は変わり、久々の見学会のお知らせです!
5/23日曜:大磯I邸
6/20日曜:小田原板橋のK邸
予定ですので、またホームページご確認ください。
写真、大磯のI邸を載せます。
写真の方向に景色があります。
階段室の書斎コーナーです。
久しぶりに一部ロフトがあります。
片流れのシンプルな屋根、窓を絞った外観を見て頂けます。
この窓は10個あります。内開閉できる窓は4か所です。
窓を枠で囲い、板を張って一体化するように見せています。
大工さん、この枠の納まりが大変とのこと、、とても綺麗に仕上がっています。
ありがとうございます!
最後に、
造園設計・デザインをお願いしている、
「NAYA設計室」さんとの協働で、
昨年お引き渡しさせて頂いた、二宮のK邸の造園が完成しました!
高台にあり、
「斜面をスロープで上がりたい!」とのご要望で、
建物施工中は、外構屋さんに木杭と土留め板で施工してもらい、
造園は春に予定していました。
完成しましたので、写真をUPします。
(アクセスする既存の階段もあります)
造園のご相談は、設計段階、工事の最終段階、住まわれてからと、
様々なタイミングでご相談があります。
「住まい」から「造園」まで一貫して設計していきたいと考えています。
建物外観。
南側の庭も既存の紅葉・梅等を出来るだけ残しました。
檜土留めと植栽、既存の松(大分枝を払いました)
隣に公園があります。階段でも上がれます。
全体。RCのビルトイン車庫の上からスロープにアクセス。
是非、大磯・小田原の見学会にお越しください。
高橋一総