2月12日

2月12日に母親の命日を迎える。
肝臓を患った母親の最後の1ヶ月は病院に毎日泊り込んだ。
夜中の2時には決まったように、全身がかゆくなり、朝方まで、暑いおしぼりで体を一生懸命拭いてやった。
早く明るくなって欲しい、寝かせてやりたい。
夜中の2人だけは、とても辛かった。
食べる力も無くなり、氷を小さく砕いて口に入れてやる。
肺に水が溜まり、呼吸が出来なくなり、苦しみもがく、水を抜くために胸に穴を開けたが、穴がふさがらなくなり、体液が漏れる。
そして痛がる。
喜浩「有難う。最高の息子だよ」涙が止まらない。
「もういいから死なせて欲しい。苦しい。」
もう、何も出来ない苦しむ母親を、涙が止まらない。
朝8時に85歳の父親が鈴を鳴らして病室に来る。「かあさんおはよう」と覗き込む。
とても優しい父親だ。不憫でならない。涙が止まらない。
数日後、呼びかけても、目も開けない、唸っているだけ。
看護婦さんから、「体が悲鳴を上げているの」そう教えられた。
姉と相談した。喜浩に任せる。ドラミカムの投与、涙が止まらない。
何で先に逝ってしまったと、泣く85歳の父親、切なくて、切なくて、涙が止まらない。
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母親が亡くなり、父親は87歳、昨年の10月から、妻と子供の家を出て、父親と2人の生活を始めた。
買い物・洗濯・掃除・洗い物・ゴミ出し・・・、ずいぶん慣れた。
築40年のこの古い家は寒い。1階には床暖房+蓄熱暖房機+電気ストーブ 私の寝る2階は無暖房である。
息も白くなるくらい朝方は寒い。
毎日・毎日同じ事をしゃべる父親、何度も何度も昼間に電話してくる父親、そろそろ介護の申請を考えている。
この写真は昨年に、二宮町に二世帯住宅を建てさせて頂いたお客様にお呼ばれされた、食事会のものです。
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とっても幸せなひと時でした、土地も広いので実現出来た二世帯住宅です。
心のこもったお食事、心のこもったおもてなし、感謝しきれません。
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遅くなりましたが、今日ブログに書きます。ご縁が出来たこと、心から感謝しております。
  
優しいご両親と優しい御子息夫婦、これからも、家族仲良く家族健康に、幸せに、お祈りしています。
近いうちに娘とお邪魔します。
…娘が「パパ見たい・見たい!いつ連れて行ってくれるの~」とせがまれていますので・・・。
 
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