実測こそが大丈夫の根拠

室内空気環境測定結果報告書  平成19年10月16日

外気条件     天気曇り 温度25度 湿度43%

採取前条件    分窓解放その後5時間以上閉鎖

空調機運転状況    OFF

1階リビング      換気設備 常時換気OFF 局所換気OFF

採取時間               12時46分~13時16分

採取時温度           23.3℃

採取時湿度           59%

                                 分析結果

ホルムアルデヒト  0.013       室内濃度指針値0.08

アセトアルデヒト    0.016     室内濃度指針値0.03

トルエン           0.006      室内濃度指針値0.07

キシレン        0.005      室内濃度指針値0.20

Pジクロロベンゼン 0.003     室内濃度指針値0.04

エチルベンゼン     0.005      室内濃度指針値0.88

スチレン            0.005      室内濃度指針値0.05

テトラデカン        0.003     室内濃度指針値0.04

ノナナール                0.0007        室内濃度指針値0.007

厚生労働省の定める室内濃度指針値以下の結果です。

測定分析方法は厚生労働省、室内空気中の化学物質の測定マニュアルによる。

データーは10年前の(株)環境リサーチに依頼した実測データーです。

 

温熱環境測定    平成20年1月15日火曜日AM4:00

茅ヶ崎市赤羽M邸築30年  外気温度1.9度 リビング7.7度 2階寝室9.0度

伊勢原市日向K邸築01年 外気温度-1.0度 リビング13.0度 2階寝室15.4度

K邸リビングは16畳に吹き抜けあり、M邸リビングは8畳で吹き抜けなし。

M邸はエアコンとストーブを使用して7~8度急激に温度をあげています。

K邸は小さなファンヒーターだけで2.3度のアップで済みます。

 

資源や家計の節約の意味でも初期に多少金額が高くても、自立循環型の設計力と施工力で

省エネルギーの住宅を造っていきませんか。

また、温度や空気は触る事も、目に見えるわけではありません。

多分大丈夫ではなく、実測をちゃんとやることが大丈夫の根拠なのです。

 

妹尾喜浩