環境省主催の除染等業務講習会に行ってきました。

「放射性物質汚染対処特措法」
正式には
(平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別処置法)
が平成23年11月11日に告示され、平成24年1月1日に完全施行されました。
また、除染等の作業を行うに当たっては、
当該作業に当たる労働者の放射線防護が必須であることから、
厚生労働省から「除染電離則」
こちらも正式には長い名前ですが(東日本大震災により生じた放射性物質により汚染された土壌等を除染するための業務等に係わる電離放射線障害防止規則)が施行されました。
今回の講習会は、上記法規の解説と
除染の実務にあたる際の、知識習得研修と言う事で参加しのですが・・・
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時間が短かった事もあるのですが、
業として、除染作業に携わる元請業者向けのオペレーションでしかなかったようです。
個人的には、放射能に対するもっと深い知識とか
被災地の現況や、今後の推移
除染の必要性とその結果予測などをふまえて、
いま、放射線に対しては何をするべきなのか。
建築と安全に対する意識の向上に役立つのではと・・・・期待しておりました。
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まあ、少しは世の中の動向に触れた部分ではプラスでした。
放射能に対しても、少しだけ考えが整理できてきたかも知れません。(山田)