今日から上海万博ですね

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先ごろ発表された日本館の内容で、人が床部分を踏んで発電する装置の特集がされていました。
原理として簡単に説明すると、人が移動する時や物が移動する時に発生する床の振動を生かして
発電を行う床型の発電機だそうです。
実際にJR東京駅の自動改札下に敷き詰めたり、渋谷のハチ公前に敷き詰めて実験もされました
もし、この装置が具体化され応用編としては、首都高速の道路面等にも適用の考えもあるのですが
道路においては重量の多いトラックやバス等の往来で装置の故障や不具合の起こる事もある為
現段階では開発の研究は停滞状態な事をニュースでは記載されておりました。
実は6年程前に発電に関する事で、設計のお仕事をされているお客様と話す機会があり
この様な事を話した事を思い出しました。
①上記写真の様に自動改札を抜ける部分に回転ドアを付けての自家発電
  ①の考えで、人が通過した部分でセンサーが感知して発電を起こす事も考えました。
②お台場近くの場所で、浜風やビル風を生かした風力発電
③都内の飲食店の夜、昼構わず流れる排水による下水を生かした水力発電
以前話しをした時には、どれも現実的ではないと思いましたし、費用の規模も国単位で考えないと
まず無理な話と考えており、笑い話としてとどめておりました。
でもまさか、発電床なる商品が出て実用化されるとは・・・・
今は、私が考えた事が無理な事でも、もし何年かして実用化される様なら夢のある話に
変わるかも知れません。その時を楽しみにして(北)