こんにちは
湘南のリノベや石川です
今回は太陽光発電パネル工事
に関してのレポートを
お届け致します。
前回までのリポートはこちらを
ご覧ください
今回リノベーションした建物ですが
既存の屋根が瓦屋根でした。
耐震性能向上の為に瓦屋根を降ろして
ガルバリウム鋼板平葺きの屋根に
葺き替えました。
その後で太陽光パネルを設置しています。



太陽光パネルを設置するときは
必ず地域の気象データを基にして
年間どれだけの発電が想定できるかの
発電シュミレーションを行います。

今回は屋根の面積が大きいので
容量6.39KW分の太陽光パネルを
設置することが出来ました。
そしてシュミレーションから
年間予測発電量は7266KWhとなっています。
それでは実際どれくらいの
発電の恩恵が受けられるか
4人家族でシュミレーションしてみます。
4人家族が1か月あたりに使う
電力使用量は平均400KWh程度と各種からのデータがあります。
年間使用量にすると400KWh×12か月=4800KWhです。
そして今回の太陽光パネルの予測年間発電量は7266KWhなので
4人家族が年間で使う電力よりも発電の方が多いのが分かりまね
もちろん天候によったり、夜間は発電しないなどの
諸条件もあり、一律計算通りにはならないのですが
発電量は十分すぎるくらいですね。
皆様が気になる東京電力に余剰電気を
売る売電(FIT制度)に関してです。
ブログの中では説明が長くなりすぎるので
こちら参照下さい。
一昔前は売電におもむきがあったのですが、
今はどちらかというと発電した電気を売って
支払う電気代を削減する時代では無くなってきました
https://evdays.tepco.co.jp/entry/2022/01/06/000027
東京電力から電気を買わず
発電で出来た電気で自宅の電力をまかなう考え方です。
さて気になる工事代です。
太陽光パネル設置工事代は
今だとKWあたり30万円程度で設置出来るようになってきました。
昔よりは値がこなれてき設置しやすくなってきたと思います。
今回は6.39KWのパネルを設置しましたが
家族が少ない場合などはもう少しコンパクトにして
工事費を下げるという考え方もあります。
住まわれる方のライフスタイルを考慮して
工事は提案させて頂いております
そして太陽光発電に加えて
太陽光で発電した電力を利用して
日中お湯張りをするおひさまエコキュートや、
コンロをIHコンロにするとオール電化住宅にもなります。
オール電化住宅にしてさらに
リノベーション工事で各箇所の断熱材補強、
窓などの開口部の温熱性能向上を図れば
地球環境にもやさしいZEH住宅とすることも出来ます
ZEH住宅はこちらを参考にして下さい
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/housing/index03.html
さらにまたまだコストは割高ですが
蓄電池も設置すると発電した余剰電力を蓄電池が
溜めてくれるのでなおのこと電気を買わない
ライフスタイルが出来そうですね。
蓄電池に関しては
空調メーカー「ダイキン」さんの
サイトが分かりやすかったです
https://www.ac.daikin.co.jp/customercenter/useful/article/44
近い将来蓄電池はもっとコストが下がると思います
その時はオール電化住宅+蓄電池
が一般的になってくると思います。
今回のブログは施工レポートというよりは
太陽光パネルについての説明ブログになってしまいました。
リノベーション工事は
温熱性能向上を図ることが容易です。それに加えて
太陽光パネルを設置すればZEH住宅にすることも出来ます。
そうすると補助金対象にもなってきます。
性能向上リノベーションと
太陽光パネル工事はとても
相性が良いです。
そして住まわれる方の満足度も
大変高い工事となっております。
太陽光パネル設置工事は
性能向上リノベーションにとって
耐震改修、温熱性能向上と並ぶ
大切な要素であると感じており
今後も提案していき
地球環境にやさしい住宅を
リノベーションで蘇らせていきたいと
思っております
次回5回目の現場レポートは
造作家具へのこだわり~リノベーション完成
までのレポートをお届けします
今回も長文にお付き合い頂きまして
有難う御座いました
2024/10/29
湘南のリノベ屋 石川
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