平成24年度地域型住宅ブランド化事業に採択されました

平成24年度地域型住宅ブランド化事業
本事業は、地域工務店等とこれらを取り巻く関連事業者(地域材等資材供給から設計・施工まで)が緊密な連携体制を構築し、地域資源を活用して地域の気候・風土にあった良質で特徴的な「地域型住宅」の供給に取り組むことを支援し、地域における木造住宅生産・維持管理体制の強化を図り、地域経済の活性化及び持続的発展、地域の住文化の継承及び街並みの維持・保全、木材自給率の向上による森林・林業の再生等に寄与することを目的としています。このため、本事業では、中小住宅生産者等が他の中小住宅生産者や木材供給、建材流通等の関連事業者とともに構築したグループを公募し、グループ毎に定められた共通ルール等の取り組みが良好なものを国土交通省が採択し、採択されたグループに所属する中小住宅生産者等が当該共通ルール等に基づき木造の長期優良住宅の建設を行う場合、その費用の一部を予算の範囲内において補助します。
2012年8月6日 … 国土交通省は8月6日、中小工務店などで構成する、地域型住宅供給グループを支援 する補助事業として今年度から始まった「地域型住宅ブランド化事業」の採択結果を 発表した。592グループから応募があり、363グループが採択された。
加賀妻工務店では、
グループ名称 協同組合匠の会、地域型住宅供協議会 
ブランド名称 【樹の家100年住宅】    
グループ名  林産地と都市の循環型社会を目指す、紀州材の家づくりネットワーク
ブランド名称 【長期優良首都圏住宅 きのくに家(や)】 
両グループで採択されました。補助金総額は7800万円と決定しました。
『長期優良首都圏住宅:きのくに家(や) 事業趣旨』
将来にわたって継続される、地域における木造住宅生産、維持管理体制の強化を図る。・工務店等が、他の工務店や木材、建材流通等の関連事業者とともにグループを構築して地域材等を活用した木造長期優良住宅の供給することにより・
1地域の工務店等が供給する住宅に関する消費者の信頼性の向上 
2地域の木造住宅市場の振興による地域経済の活性化
3地域の住文化の継承及び町並みの維持・保全
4地域の林業・木材産業関連事業者と住宅生産関連事業者との連携構築を通じた、木材自給率の向上及び森林・林業の再生を目指す。
『提案採択内容は以下です。』
【「紀州~首都圏」木材流通の歴史的文化的営みを継承する家づくり 】
・適切な林業に支えられた紀州材の高い品質
・江戸時代から続く物流の歴史文化の継承
・在来軸組工法とし、主要構造材は、80%以上無垢材を使用
・二次部材、及び羽柄材は、全て紀州材を使用
【「良い木で良い家を」確かな物理的品質の紀州材を要いた家づくり】
・大壁の管柱、通し柱は全て4寸角以上、かつ機械等級区分JAS製品
・主要構造材の過半に、機械等級区分JAS製品、及び、紀州材認証システムにより認証された紀州材を使用
・製品のシリアルナンバーによる管理
【「首都圏の第2の森林を」環境貢献のための確かな環境品質 】
・バイオマスボイラーによる乾燥エネルギーの削減
・ウッドマイレージCO2、木材の炭素固定量の算出
・二次部材ならびに羽柄材のプレカットによる廃棄物削減
【「信頼性の向上」施工時の信頼性の向上】
・建て方時のヘルメット着用、転落防止ネットの設置の厳守
・コンセプト看板の設置、棟札の提供、柱材への施工者名の印字
・紀州材の利用状況を一覧した、紀州材利用明細書を作成
・1階柱の強度選別、通し柱の断面欠損チェック
 
 私達 国民の税金が、住宅を建てる人だけに恩恵があることは、不公平かな?
野田総理はお金が無い、無いと、消費税10%を押し通してしまったが・・・
国交省だけはお金が余っているのかも・・・・・