私の考え方・経験・体験

『私の考える家づくりの基本的な事をお話します』
私は17年間数多くのお客様と巡り会え毎日幸せに楽しく家づくりを続けて来られたことは、一生懸命により良く創る努力をすると、本当に良いお客様ばかりに恵まれる、良い人材に恵まれる、切磋琢磨する仲間が増えるということでした。
納得できないものは造りたくない、やりたくない事はやりたくない、人まねはしない独自性を追求する、価値観の合わない人達とは仕事をしてはいけない事を学びました。(心が通わない人)
家の耐久性とはそこに住まう人が誇りと愛着を持って大事に大切にしてくれる事だと深く深く学びました。
不思議な事ですが、楽しんで家づくりをした人の家を見たとき、そのことが家から伝わってきて、すごく幸せな気持ちになります。そんな家をぜひ建ててほしいと思います。
もちろん、加賀妻工務店がつぶれない事が一番大切なのですが。
『家は小さくても十分に素敵に暮らせます』
大きくすれば出来ないが増えます。
小さくても納得いく家は素敵に暮らせます。
家族仲良く暮らせます。
しかしたいていのお客様は、リビングは18畳くらいが当たり前。
子供部屋も6畳はないと・・・、寝室も8畳にウォ-クインクロ-ゼットが必要、お客さんが来たときのために1階に客間がいる。
窓も大きく沢山付けたい。
どこのモデルハウスに行ってもこうしたことは、「常識」とされこの常識に従ってまず家の大きさを決める人が沢山います。
家の大きさと予算がまずありきです。
だから、「坪当たりこれくらいでないと建てられない」と言うのです。
私にすれば、「家の大きさや部屋の広さについて本当にちゃんと考えてみたの?」と言いたくなります。
私の理想は、材料は良い素材を贅沢に使い、太い柱、梁をバランス良く整え、節の少ない物を使い、壁は漆喰や珪藻土で仕上げ、、一つ一つ職人が時間を掛け丁寧に作り上げていく。
庭に草花や樹木を植え大切に育てながら春を待つ。
住まい手と一緒に、きれいに歳をとっていく住宅はとっても素敵です。
愛着が持て自分に良く馴染んだ住まいは、人生を楽しくするゆりかごのようなものだと思います。
五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・臭覚)に心地よい、樹の家にはそんな魅力があります。
短絡的に「広さや設備」ではなく、「何が本質か」を見極めようとする探求心が最も大切だと思います。
複雑な加工材料は基本的に使用せず、自然にある物を最低の加工で使う事もとっても大事です。
『家は買う物ではなく造るものです』
家を建てる時、マスコミや広告などで全国的に名前のしれた大手住宅会社?
土地がないので分譲住宅?
テレビや雑誌で紹介された建築家?
どのようなル-トで実際に建てる建築業者にたどりつくかは、人それぞれです。
しかし、家を建てるということは「設計」して「施工」して「家守り」する仕事を依頼するのだと認識してください。
家を建てる時に一番大切なのは、実際の設計者、実際に施工に関わる職人さん、そして工事を管理監督するコ-ディネ-ト役、この三者の絶妙な力量とバランスです。
特に住宅の設計とはデザイン力だけでは補えません。
建築の知識と人間の持つ喜怒哀楽を包み込む包容力を持ち合わせて住まい手と相対する事が求められます。
設計施工の出来る工務店はいうなれば「自立した工務店」つまり自社で企画から設計・施工・アフタ-まで外注や下請けなどせず、一貫した流れで家づくりを進める事の出来る工務店です。
スタッフは家づくりが大好きです。

々研究を積み、優れた設計技術、施工技術を提供してくれます。
設計施工型の工務店は、設計者がお客様とのコミニュケ-ションを重ねて造り上げる「オ-ダ-品」です。
限りある予算のなかでいかに良い物を造るかを絶えず考えています。
ハウスメ-カ-やそれを真似た工務店が造る家は残念ながらより良く創る努力よりもより安く創る努力の方が勝っているように感じます。
設計主導というより営業主導で家づくりが進められています。
長続きする方法ではないと思うし、まして面白くありません。
最初から造られている「商品」をその現場に設置する既製品の家です。
つまり「家を造る」という姿勢と「家を売る」という姿勢がまったく違うのです。
どのように創るかではなくどのように売るかを優先しています。
ハウスメ-カ-の設計者や営業マンは安定就職先に大手メ-カ-ハウスを選択したに過ぎません。
設計力も技術力も絶対に私達の方が上だと思います。
本当に楽しんで家づくりがしたく選んだのではなく、就職先に選んだのです。
あなたが依頼しようとする会社やそこに働く社員や職人さん達はあなたの家づくりを本当に楽しんで仕事をしてくれるでしょうか?
疑問です。
強い希望はないし、大まかな要望に合っていれば十分、細かい所をいちいち打ち合わせるのは面倒だ、と言うのであればハウスメ-カ-を選ぶというのが適当なのかもしれません。
整備されたマニュアル通りに、きっとマンションを買うのとそんなに変わらない感覚だと思います。
契約したら次は引き渡し、入居というようにとんとん拍子で進むでしょう。
建築家に依頼する場合は、ちょっと敷居も金額も高くなります。
建築家にとっての家は「作品」なので、私が知っている限りでは、住まい手とあまりコミニュケ-ションを取らず、住まい手に対する要望も素人的発想と一蹴する傾向にあるように思います。
予算配分も上手ではありません。
自分の作品がいくらのお金が必要なのか解っていないようです。
3社や5社に見積もり依頼をして自分の作品を一番安く造る業者を探しているように思えます。
建築家のなかには自立した工務店とタッグを組んで初めから作業を進める所もあります。
最近では設計部門を自社におかない工務店が建築家と組んで、設計は建築家、施工だけのスタイルのところもありますが、魅力ある工務店とは思えません。
自立した工務店の多くは設計事務所の仕事は敬遠傾向にあります。
デザイン的には素敵で目を引くかもしれませんが、四季を通じて快適な暮らしやすい住まいであるかは大いに疑問です。
そんなことはどうでも良いから私が気に入った建築家にすべてを任せたいとする人であればそれはよいのでしょうが、自分の家を建てるからには、自分のこだわりを形にし、希望を出来る限りかなえた家にしたいと考えるのは至極当然のことです。
この点、自立した工務店と一緒に進める家づくりには意志の疎通があり、自由度があります。
自分の家はこうしたい、ここだけはこだわりたい、そんな長年の夢を一つ一つ相談しながら叶えていく過程も、家づくりの大きな楽しみのひとつです。
実際とても楽しいやりとりです
1.加賀妻工務店の考え方
2.家の作り手を選ぶポイント12
事前にみなさんが自身でやらなければけないこと、考えておくべきことポイント5
3.基礎-一体打ち
  土台-焼き土台
  屋根下地-VOC
  金物-マ-カ-
  通気-結露
  集成材-ホワイトウッド
  家守り-20年
  測定-ホルムアルデヒド
  合板と無垢板-床板
  湿度-珪藻土・クロス
  年輪-シロアリ
  柱の大きさ-120角 150角
4.森林破壊の事実
今月のセミナ-で私がお話することになりました。
お話ししたい事、伝えたい事が多すぎて、今からとっても心配ですが、精一杯頑張ってお話します。
↓↓↓↓↓↓↓詳細はこちらをご覧下さい↓↓↓↓↓↓↓
http://www.kagatuma.co.jp/events/report.html