番付け

良く施主様に、「大工さん達は良く図面も見ないで、上棟の時に組んでいけますね?」と聞かれます。
実は建てる為に、伏せ図と呼ばれる図面があります。そこに番付けが振られています↓
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通常右上を いの一番とし、横にいろはにほへと・・・・縦に1,2,3,4,・・・と番号が振られています。
これが番付けです。
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それが土台にも、
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梁にも、
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柱にも番付けが付いています。
なので土台が据え付かれていれば、大工さんは始めての現場でもその番付けの位置に組み立てて行けば、誰でも間違えなく、組んでいけます。 
昔から続く方法で、いたずとも呼ばれます。
この座標を利用した番付けが今では一般的ですが、
他にも廻り番付けなど他の方法も有ったそうです。
(YOSHI)