留め加工

和室など部屋の四隅部分の廻りぶちは、材が45度(斜め)に取り合っていますよね。
この納まりを留め(とめ)と言います。↓
CIMG7235.jpg
洋間などの薄い材で有れば、そのまま小口を斜めに落として会わせれば、ピッタリくっつくのですが、和室の場合、廻りぶちの寸法が大きく、壁がまっすぐではないのと、釘を化粧面に打つわけにはいかないので、そのまま斜めに切って付けると、必ず
綺麗に付きません。 
そこで下記のように加工して接合しています。
表面では分からないところで、大工さんは手間暇掛けています。(感謝)
CIMG7236.jpg
外したところ
CIMG7237.jpg
裏側
CIMG7238.jpg
入り隅側面
大工さんが、弟子に教える為に作った物を撮りました。
ちなみに留め部分が隙間が空くことを{笑う」と言いますw
(YOSHI)