柱のはなし

加賀妻マニアの方ならご存じ!! 構造材は和歌山の山長商店さんから、仕入れています。これは十数年変わりません。
最近では集成材の方が強いと言われていますが、山長さんの材料も決して負けていません
強さの指針値でも全国の基準値を上回る結果が出ています。
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写真は横になっていますが、杉柱の写真です。大壁になる柱には1本1本この刻印がされています。 E90と書かれているのが、ヤング係数とよばれ、木の粘り強さを表す数値です。E90の強度になると、柱に使っていいと言われる強度を遙かにしのぐ材であることが分かります。
SD20とは、乾燥率を刻印しています。
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また無垢の柱では、国内ではじめてJASの規格が取れたのも山長商店さんです。
JASではそれ以上の強度があっても規格登録しているので、E90と刻印されていますが
実際計るとE100~110位杉で出る物があります。
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それ以外にも柱の1本1本には、製造番号が付いていて、何時取れた木で何時加工した物かも分かるようになっていて、品質管理も十分されている安心の材料です。
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ぜひ完成見学会だけではなく、構造見学会にも参加して頂き、木の良さを見に来てください
(YOSHI)