小さく住まうこと

6月9日(土)に、北鎌倉・S邸の完成見学会を開催します。
25坪・2階建ての「杉の箱の家」です。
外壁も、内壁も杉羽目板張り、テーブル・ベンチなどの造作家具もあり
担当の大友大工さんは5ヶ月間、S邸に通い文字通りコツコツと
ていねいに仕事を仕上げてくれました。
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経年変化が楽しみな外壁の杉板サイディング
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施主のS様ありがとうございます。
大工さんの造作テーブル・ベンチとデイベッドコーナー
各窓から臨む緑深い鎌倉の借景に心癒されます。
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お引き渡し1週間前の施主検査中です。
30~35坪位/世帯の広さの家がスタンダードになっている傾向がありますが
25坪… なかなか良い広さ加減だと思います。
子供の成長や来客数を考えると、家を小さく考えるのは勇気のいることですが
広い家、ゆとりのある家=居心地のいい家 とも言い難いものです。
使わなくなった2階の2~3室を持て余している家のリフォームや
子供達が巣立ち、夫婦老後の終の住み家に15~20坪程で建替えたい、という
ご相談が多く、家の広さについて考えるこの頃です。
思えば両親+姉と私の4人家族は、53㎡(16坪)・公団サイズの3DKで暮らしました。(今でも実家)
6帖を共有し、家具の配置の都合でT字の形に布団を敷いて寝ていた姉妹は
大きく曲がる?ことなく + 受験・就職時期もなんとか乗り越え ( +そこそこ親孝行?)
巣立たせていただき、今に至ります。
3ヶ月ほど前、80代を目前にした母の「断捨離」を手伝ったところ
出る出る…2tトラック1台分の「不用になったモノ (ゴミと言うと母に怒られる)」
16坪内にこれらを「とりあえず」確保するスペースがあったのか!と茫然と
トラックを見送ったのでした。
新緑が眩い北鎌倉は、もうすぐ紫陽花の季節を迎えます。
皆さまのご参加をお待ちしております。
(高橋眞理)
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6月9(土)strong>北鎌倉「デイベッドコーナーのある杉の箱の家」完成見学会を開催します。(ご予約受付中)