Forward To 1985 energy life

昨日、”Forward To 1985”という運動の
キックオフ ミーティングに参加してきました。
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3.11 東日本大震災以来、
ボランティアとして現地に駆けつける事も出来なかった事、
義援物資や義援金を集める事以外にも、何か、出来る事がないのか、
本当にやらなければいけない事があるのではないか?
福島原発の事故の模様を毎日見ることになり、
元々、反原発との考えはなかったのですが・・・
(むしろ、原子力発電所の安全性を信じていたほうです。)
計画停電も経験し、この夏に向っても節電が叫ばれ・・・
でも、景気を後退させるような、
産業部門での節電は問題ですよね。
だから今、住まいの省エネルギーと省電力を考える。
”Forward To 1985”
これは、究極の省エネ社会を目指して、まず住宅のエネルギー消費量1/2、
電力消費量1/2になるよう取り組むという運動です。
ずっと、頭の中にモヤモヤと残っていた”ストレス”を
解決する糸口の様な気がしています。
偶然かも知れませんが、
1985年頃の電力消費量と現在を比較してみると
その増加分は約40%、
現在の原子力発電量は総電力量の約30%、
住宅部門の消費電力量も約30%
住宅部門が頑張って消費電力1/2にすれば
原子力発電を半分以下にできるはずです。
そして、住宅部門の消費電力の1/2量は、1985年から現在までに
産業部分で増加したの電力消費量にほぼ等しい値になります。
と言う事は、産業部門の現在の消費電力量を維持しつつ
経済を停滞させず、地球を冷やす事になる。
1985頃の電力消費量に戻せば、原子力発電に頼らなくても生活できる。
 (”Forward To”には、「戻す」ではなく「進む」という思いを込めてます。)
そして、加賀妻工務店では 「住まいの省エネルギー1/2」 
は可能だと考えています。
住まいの省エネルギーについては、OMソーラーをはじめ、
数年前より勉強をしてきた、
太陽や風の力を利用する「パッシブデザイン」と呼ばれる設計手法や、
自立循環型住宅の知識を、
もっと具体的に表現していくべきだと改めて感じる事になりました。
加賀妻工務店でも、積極的にこの運動に取り組んでゆきます。
この運動にご興味を感じて頂いた方、
「Forward To 1985」公式サイト 是非ご覧下さい!!
提唱しているのは、野池政宏氏
住まいと環境社
9月17日、名古屋で大集会が開かれる予定です。
一緒に参加しませんか?