コンクリート・・・

今年早くも1か月が過ぎようとしてますね・・・

通常1月は新年のお祝い期間ですが、今年は新年会等もなく通常の月と変わらないような感じで過ぎていきそうですね

 

さて今回は住宅の基礎の話

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通常基礎は2回打設(コンクリート流し込み)します。1回目がベース部分(底盤部分)

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そのあと、立ち上がり部分の型枠を設置して2回目の打設を行います

他の会社の現場見てみると、ベース打設後次の日に立ち上がりの型枠設置工事を行っています

でもちょっと待って!

 

コンクリート打設後は水和反応により十分に強度を発現し、所要の耐久性、水密性、

鋼材保護性能等の品質を確保し、有害なひび割れを生じさせないようにする。

つまり養生期間を設けることが必要です。

 

でも実際はベース打設次の日にはガンガン歩いてるし、型枠を留めるため叩いて設置します

メーカーさんやホームビルダーの現場もそうです。ほとんど守られていません・・・

 

そんな疑問やほかのメリット(次に機会に)もあって、

当社ではベースと立ち上がりを一体で打つようにしています。

 

ただ一体で打てない現場もあります。例えば深基礎・高基礎や擁壁と併用基礎などの場合

その時も一定の養生期間置いてから次の施工を行うようにしています。

なのでちゃんと基礎のことを考えると、着工してすぐ上棟などできないはずですが・・・

当社の工事は工事期間が他よりかかるように見えますが、遅くやっているわけではなく、

通常の通りやると住宅の工事も期間かかるのです。

(YOSHI)