設計の仕事-設計監理-

こんにちは。
暖かい日が続いていますね。

設計の仕事といえば
・スケッチなどを書いてお客様と打ち合わせをする
・設計図面をつくる
ことはイメージされる方が多いかと思いますが、
大事な仕事の一つに設計監理があります。

図面の通り施工されているか?
図面ではわからないところの施工はどうするか?
図面で書かれているより良い施工方法が見つかればその選択
などを大工さんをはじめとして現場監督、施工業者さんと検討、指示するような仕事です。
ただ確認するだけではなくて気分良く、納得し、意図を理解して頂いた上で施工してもらうためにお客様の想いや打ち合わせからの流れを業者さんに伝えることもあります。

例えば、工事序盤では

0329現地調査
隣地境界の工作物が施工に支障無いか、建物が問題なく配置できるかを確認したり

0328擁壁配筋
コンクリートに埋もれてしまうような鉄筋が正しく組まれているかを確認したり

0330基礎配筋
細かい処理や施工法など、施工前や施工中に立ち会って打ち合わせすることもあります

1軒のお家でもたくさんの人達の工夫の積み重ねで作り上げられていきます。
現場を作り上げる職人さん方は単なる発注先ではなくて
家造りの頼もしいパートナーになってもらえるよう、
設計も知恵を絞り、もちろん経験豊富な知恵を借りたりもします。

ytei北窓
4月21日22日見学会予定の都筑区 Y邸の公園とつながる窓。
防犯的にはどうか?ソファーに座った時はどうか?生け垣との関係はどうか?
高さやサイズ含めてお客様と意見を交わし合いながら検討した窓。
家を作り上げる時はお客様も大事なパートナーです。

高宮