消防の検査

建築する際、確認申請を出しますが、これには建築基準法だけではなく消防法も絡んでいます。
一般的な住宅では『防火指定区域内』の場合は、審査機関から消防署に書類・図面が廻り、消防長の『同意』を受けたものでなければ確認申請が下りません。
住宅では主に、“火災警報器の設置”や“火を使う部分(キッチンコンロ)廻りの仕様について”などが関わっています。
先日、とある小規模な『児童養護施設』の施工をやらせて頂きました。
今回の建物では『避難誘導灯』の設置が義務づけられており、着工前・完成後に消防へ書類を出し
検査を受けます。
検査に合格しないと建物の使用が認められません。
引渡日は迫っており、なんとしてでも合格しなければなりません。
  
誘導灯が申請と同じ物が付いているか、
 
 
電気の回路は専用となっているか、
 
 
この専用回路は簡単に切ることができないようになっているかなど...
 
 
たった1つの誘導灯でしたが、もしもの時の安全の為に厳しく検査を受けました。
無事に合格してひと安心です。
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普段やらない業務は大変ですが、またひとつ勉強になりました。
shirota