4mの開口を持つ障子の住まい

「4mの開口を持つ障子の住まい」
(棟梁:原拓、監督:岩本)
昨年末に完成お引渡させていただきました。
写真の整理をしましたのでアップします。
4mの開口を持つ障子の住まいです。
居間の障子と小上りの和室の障子を連続させて幅4mとしています。
障子は壁に全開放できます。デッキの幅も4mに合せています。
その部分の外壁を雨戸の戸袋隠しも兼ねて板張りとしています。
内部は柱の見える真壁ですが、すっきりした感じになるようにしています。
玄関から入ったところから居間の障子をみています。
障子の鴨居の高さを揃えています。
和室の襖を畳下に収納して開放した状態です。
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居間から小上り(300mm)の和室をみる。
右手の大黒柱は6寸(180mm)。
角は面取りして柔らかく見せています。
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和室からの見返しです。
和室は直天井で井桁に梁を組んで、
真ん中に正方形の照明をはめ込んでいます。
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居間の障子を開けた際のTV台との関係。
TV台に当たって止まるようにしています。
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障子とサッシを全開放した状態。
外構と植栽はこの時は施工中です。
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襖を閉めた時。
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和室の襖と障子を閉めた状態です。
襖紙は珪藻土と同じ色で目立たないようにしています。
和室は直天井で井桁に梁を組んで、
真ん中に正方形の照明をはめ込んでいます。
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2階からロフトへの階段越しに障子を見る。
納戸に障子の小窓(通風の為の小窓)からみています。
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一坪の吹抜けからの見おろし。
サッシ側にも落下防止の手摺を設けています。
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外観です。
アルミの戸袋をデッキと同材で板張りで隠しています。
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ありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
設計 高橋一総