こんにちは、
加賀妻 雄介です。
リフォーム、メンテナンス、セントリコン(防蟻)を主に担当させて頂いています。
さて、今回の内容は、白蟻(しろあり)に関してです。
加賀妻の建物では、害虫などにも対して
あらゆる工法や対策を駆使して対応させていただいていますが、
安心、安全かつ、効果があり、白蟻の生体の理にかなっている
セントリコンシステムを導入しています。
今では、10年を超えたお客様には、更に効果のある新システムへ切り替わりつつあります。
先ほど害虫と言ってしまった白蟻ですが、
倒木などを土に還してあげたり
白蟻が食べたものが体内で分解され、再利用可能な有機物として生まれ変えることができることから
『森の解体者』『自然界の分解者』として、なくてはならない存在なんですよね、、、
この話し、深掘りすればなかなか面白く
環境やSDGsにも繋がることでもあり、色々とお話ししたいのですが、
長くなるのでまた今度ということで、、、
とは、言っても、大切なお家に住み着いてしまったら大変なことです。
一見、基礎で固め回してある建物ですが、
道がなければ解体したり、トンネルを作れば良い、それが白蟻です
蟻にとっては、ミクロの世界
僅かな隙間やコンクリートも小さな粒の集合体の塊に過ぎず
それらを解体して運ぶようにして侵入するケースもあるそうです。
白蟻の侵入経路は、
主に土壌から床下へ侵入してきます。
この特性を活かして考えられたのが、セントリコンシステム
このシステムは、白蟻が好み、生活基準としている家の周りの土壌内に
ステーションを(セントリコン)埋め込んで
簡単に言うとステーションのほうへ誘い込む、という原理です(ゴキブリホイホイみたいな)
地中に薬剤を埋め込むわけですが、
この薬剤は、人体や愛犬や愛猫、ペットには無害で
昆虫の皮膚を硬くして脱皮を損害する働きがあり
脱皮ができなくなった白蟻は、
成長がストップして、やがて死に至り巣全体を壊滅させるというものです。
ここまでお話しさせていただきましたが、
なかなか白蟻を見る機会もないので想像もつきにくいかと思いますので
いくつか写真を見てみましょう、、、
※ここからは、衝撃的な写真(多数の白蟻)ですので
食事中や虫や、集合体が苦手な方は、ここでストップをお勧めします、、!


無数の白蟻が付いている写真は、
旧システムから餌木を取り出しているのですが、
食害が少ないことから餌場として発見したばかり、と言ったところでしょうか
ビッシリついていますが、これでも少ない方かな、、、
1ヶ月経たないうちになくなってしまいます。

左側のステーションが新システム
右側のステーションが先ほど白蟻がついていた写真の旧システムです
旧システムの場合、餌木を地中に埋めて
白蟻がついてから薬剤投入というシステムです
新システムの場合は、最初から薬剤(白い棒状のもの)を投入してあり
いつでも駆除を開始できるというもの、、、
そしてご覧の通り

この薬剤、釘を打てるほど凄く硬いものなのですが、見ての通り
跡形もなく食べられていますね、、、
これが大切なお住まいの柱や土台だと思ったら、、、
今では、白蟻の生態も変わってきていて
春や夏ではなく11月や2月から活発に活動しているところも独自の調査で発見し
オールシーズン活動時期になってきているので注意が必要です。
皆様もセントリコンシステム
ご検討如何でしょうか!
usk






