建築×教育

こんにちは、リフォームとメンテナンスを主に対応をさせて頂いているユウスケです!

 

2025年が始まり、

あっという間に温かい春の4月に、、、

新入生、新学期、

これからの環境に不安と期待を膨らませる子供達は多いのではないでしょうか

 

さて、

私は、約10年以上前から教育の現場にも携わり

幼稚園から小学校、中学校、高校で

毎年色んな学校で授業や講演会をしています

科目は、『総合』という授業です

割り箸作りからSDGSを教えることもあれば

いじめや、虐待、SNSの便利さに隠された怖さ、物(者)の接し方などなど、、、

運動会のダンスなども教えたりします

2年前には、縁あって自分の授業がハワイ全土まで届くことになり

ハワイの人間国宝や現地の学校の生徒さんをお呼びして交流をさせて頂きました

写真はその時のものです

 

 

ここまで教育の活動に力を入れてきたのには、もちろん理由があります

自分にとって教育現場とは、建築にも大きく関わるものだと思っております

 

会社に建築現場から出たゴミを捨てる、2台の大きなコンテナがあります

これらを、

ゴミと思うか、宝と思うか

私たちが、ゴミと思っていたものを子供達に見せると子供達の自由発想から

目を輝かせ、それは、積み木や、LEGO、プラモデル、芸術のように大きく変わっていきます

実際に建築現場から出たゴミを使ってワークショップを開くこともあるのですが、

子供達には、自分で考え、遊ぶ力を持っていて

見ていると凄く勉強になります

 

ここで

家に『住む』

家で『暮らす』

この言葉を考えたことがありますでしょうか

 

 

暮らす『日が暮れるまで時を過ごす』

住む→     『濁っていたものが(澄む)』

ということです

 

自分にとっての建築家は、

家に住む場所だけを提供するのではなく

街に清く、安心して『住む(澄む)』を提供しなければならないと思っています

人々は、家ではなく街に住んでいるのですから

 

家づくりや街づくりとは、人と人なのですが、

 

人により家が破壊され、街が破壊され、心や体が破壊されています

でも、これらを教育現場を通して少なくする

止めることは、できると思っています

いじめに遭い、虐待がある人達が、どうやって

家で濁っていたものが『澄む』のでしょうか

 

以前、とある学校長や行政の相談を受けて

2校、学校崩壊の現場に携わりました

学校はボロボロ、壁に穴は当たり前

人(職人)が、どんな思いで作ったか、何かを作ることが、どれだけ大変で

『ありがたい』かを知ってもらうために

技術や道具、残材を使って自分達で直してもらう授業をしました

座学、実践の授業が終わってから卒業するまで

壁に穴が開くことはなくなりました

それは、卒業生が作った学校として

在校生に説明することにより、いまだに穴は開くことはないそうです

 

安心して住む場所があるから人が集まり

街もより豊かに発展していくのです

街づくりには『教育』も必要だと思っています

先程話した、語源の話しや

自分の家がどう作られているか

環境に対してなど、、、

子供達に教育現場を通して『知ってもらう』

が必要であると考えています

 

加賀妻工務店での私の役目は、

卓越した性能、デザイン、提案力の他に

子供たちを見守り、より安心して住みやすい街を作る

会社としても目指して行けたらと思っています

 

よく、初見でお客様のお家を訪問すると

親御さんや、ご親族の方よりも子供達の方から

『ユウスケさんだ!』と声を掛けて頂くことも多くなりました

もしかしたら、これからお伺いさせて頂くお家にも、

自分のことを子供達の方が詳しく知っているかもしれませんね!

その日を楽しみにしております!

 

地域密着、

子供達が安心して暮らせる、

大切なお家の相談ができる会社は、住まわれる子供達のほうが、先に知っている

そんな会社を目指したい

加賀妻 雄介でした。

usk【ユウスケ】