妹尾大地です。
少しご無沙汰してしまいました。
引き続き日が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
私は、相変わらず建築言葉(単語)だけが先行してしまう日々です。
出来るだけ、その都度、吸収するようにはしていますが、具体なイメージが掴めず、
ほとんどは、現場でリアルを知るといった日々が続いております。
「上棟式」もそうでした。実際に、初めて上棟式に参加した様子をお伝えします。
≪上棟式って?≫
上棟式について、少しお話しさせて下さい。
木造建築で家を建てる場合、柱や梁を組み立てた後、
屋根の一番高い位置に棟木(むなぎ)という横架材が取り付けられることを上棟や棟上げといいます。
上棟式は無事建物が完成することを願い、上棟できたことを工事関係者と一緒にお祝いする場で、棟上げのタイミングで行う式典です。
≪実際の現場を見て≫
初めて現場を見たのですが、
大工さんの連携やスピード感を間近で体感し、
それは一言で言うなら、想像以上でした。
この日は、大工さんが全員集結していたのですが、
作業中の大工さん同士は、ほとんど会話がなく、
それぞれの持ち場で淡々と作業が行われていました。
(お施主様と一緒にその様子を見ていたのですが、お施主様も「これを阿吽の呼吸って言うんですね」と一言)
私自身も、「あ、これが職人の為す芸なんだな」と肌で感じることが出来ました。
≪最後に≫
仕事の領域は異なりますが、組織というよりはワンチームとして、
大工さんの力も借りながら、成長していきたいなと思いました。
今回はかなり感想のニュアンスが強くなってしまいましたが、
肌で感じるものが多い日だったので、ありのままをお伝えしました。
PS
現在、建築士免許を取得するため、夜間の学校に通っていますが、
既に建築業界に勤められる方の割合が9割近くいて、圧倒的にスピード感が違く、
なんとも形容しがたい感情が脳内を巡り巡っています。
そういったときは、自分にしか出来ない表現、見えない視野がこれから出てくると自己暗示して、気持ちにバランスを取るようにしております。
頑張ります。