2008年04月03日(木)

温熱環境

実測デ-タ・ 2008年 1月25日 金曜日 AM3.00 K邸 Q値2.55 C値1.7 この建物は『住まいと環境社 野池政宏』が主催している『自立循環型住宅研究会』で出来るだけ少ないエネルギ-で温熱環境を整える事を目的とし勉強したきた過程である。       「温熱環境に関わる要素(現象的項目)」 ①快適性②省エネルギ-性③耐久性(結露問題)       「温熱環境に関わる要素」快適性を決める要素 ①断熱性②気密性③換気④日射遮蔽性⑤湿気に関する症状⑥空気⑦プランニング⑧住まい方    化石燃料が地球... [ 続きを読む ]

2008年02月23日(土)

私のいろいろ

お引き渡し前に社員集合にて最終検査を行います。 当日は関係業者も参加し、自主検査を行い、お引き渡しに備えます。監督だけに頼らずより多くの目で見る。厳しく、楽しい検査です。 担当大工、水道・電気・左官・建具・サッシ等各職人も参加します。手間で働く職人達が半日休んで検査に立ち会います。お客様・工務店を大切に思ってくれて本当にありがたいです。職方同士のつながり連携も良く、皆のレベルUPになっています。残工事、ダメ工事もずいぶん無くなりました。メーカーや他の工務店では職人が平日に仕事を休んでまで、集まって来て自... [ 続きを読む ]

2008年01月19日(土)

今年もありがとう

年末(12月29日)の納会の風景です、もう何十年も続いています。大工さん全員集合で作業場と林場の大掃除。お昼には女性陣が前日より仕込んでくれたアツアツの豚汁をいただきます。帰りにはまだ暖かいつきたてのお正月のお餅をみんなに持って帰ってもらっています。最後はふるかぶの沓沢大工の一言と手締めで解散となります。 「くっさん」(相性です)今年は気の利いた挨拶頼むよ!?? 「アイよ~」の 返事は良いのですが、ハハハ、毎年同じなんです。でもとっても大工さんらしく 素敵です。本当にみんな素敵なうちの大工さん達です。 ... [ 続きを読む ]

2008年01月17日(木)

工務店に来てくれるお客様を大切に

昨年も突然工務店を尋ねて来てくれるお客様がおられました。ご夫婦と小さなお嬢さんとで来られました。建築雑誌のチルチン人の樹の家が大好きで、 加賀妻工務店は知っていたそうです。土地を伊勢原市に購入し、建築資金が 少なくなってしまい、自然素材で作る樹の家は高く無理だろうと諦めて、自分達 の予算内で建ててくれる不動産屋さん紹介の工務店の家を見学したそうです。やはりお願いする気持ちにはなれず、思い切って加賀妻工務店を尋ねたそうです。 「壁も自分達で塗ります、インタ-ネットで安く買える物は揃えます、家は小さくても構... [ 続きを読む ]

2008年01月17日(木)

頑固職人

木の家・無垢の家などの言葉があちらこちらから聞いたり見たりしますが、 その家を造る職人は、頑固でないといけないと思います。自分の仕事にプライドを持ち、納得いかないと 良しとしない強い気持ち。加賀妻工務店の職人はこのような人達がたくさんいます。こつこつ、まめに、一つずつこなしていく人達がたくさんいます。   今回はちょっと頑固職人と言うことで硬い文章になりましたが、頑固職人も仕事以外になると   こんな感じで・・・。(笑) この頑固職人さん達と一緒に仕事ができて幸せです。(^岩^) ... [ 続きを読む ]

2008年01月08日(火)

先代からの引き継ぎ

先代の時代より当社では大工職人を抱える工務店であった。現在では20名を抱えている。新築であれば年内のお引き渡し、リフォ-ムであれば12月、1月に家を改装するお客様はそうは多くない、毎年この時期になると先代は自宅や事務所の改装を繰り返してきた、職人に仕事を切らさないように仕事を作る苦労をしていた。現場で苦労をかける大工職人を大切に考えてきた、協力業者にも12月は2回の支払いを実行している。年内の手間は年内に支払いを済ませる、職人を束ねる工務店の棟梁としての意地とプライドを見てきた。(妹) ... [ 続きを読む ]

2007年06月12日(火)

なお君へ

中学を今年卒業して大工見習い、15歳、今日でちょうど3ヶ月、髪の毛は茶色、挨拶もまだまだ、何にも解りません何も出来ません。君の面倒を見ていてくれる親方の高橋君は34歳、加賀妻工務店には19歳の時やはり大工見習いで来ました。階段がうまく出来ずにずいぶん苦労していましたよ。いつの間にか立派な棟梁になり初めての弟子を持たされ、今度は心の試練です。棟梁とは技術は当たり前、それに心を持ち合わせてこそ大棟梁です。先日は若き石田君34歳の家の地鎮祭、彼もまた、18歳で大工見習いから辛抱を乗り越え、立派な父親になり、土地... [ 続きを読む ]

2007年04月06日(金)

独り言

大工を目指す若者の嘆き。 親方と弟子の徒弟制度が常識だった昔は、親方の背中を見て仕事を覚えたと良く聞いた、しかし現在のコスト競争、工期短縮競争ミスも許されずという状況では、真剣に大工になりたいと願う若者達を育てられる環境があまりにも少ない。家を作るのであれば、職人を大切に思って欲しい。ある程度ゆとりを持って見て頂きたい。 昔は見習いでも半人前位の手間賃は頂けていたと聞いた。 技術はあるのに、営業は出来ない、という悩みを抱える工務店が今は多いが、これからは、営業は上手に出来てもきちんとした技術を持つ工務店が... [ 続きを読む ]

2006年02月03日(金)

時代はゆっくりと作り手を選ぶ(06.02.03)

地場工務店の存在価値とは、何だ! 『品質主義』=手わざをいかす工務店=耐震・長持ち・安心 『地域主義』=あなたの町の工務店=正直・信頼・近くにいる・顔が見える しかしなが、社会全体にそんな農耕民族的に生きてきた地場工務店の存在意識が希薄になってきている事は事実である。それは、地場工務店が自身の価値を正しく自己評価もせず、地域的価値を考えることもせず、圧倒的な営業力を持つ狩猟的ハウスメ-カ-や全国を狙うビルダ−の驚異に押され、後追いや真似ばかりをしてきた、そのことで工務店全体の価値を歪めて来てしまった。獲物... [ 続きを読む ]

2005年12月31日(土)

今年も(05.12.31)

今年もとても素晴らしいお客様に恵まれ仕事が切れること無く充実した1年でした。心から感謝申し上げます。大工職を抱えている当社では、大工さんに仕事を切らさずに1年やる切る事がとても重要です。他社と違い自社で大工さんを育て抱えていますので、家族みたいなものです、見習い大工も現在5名着実に育って来ております。今年1人また見習いを採用しました。東海大の建築学科を卒業し、2年ゼネコンの監督見習いをしていたそうです、現場の職人さんの仕事を見ていて自分で物を直接作る大工になりたいと希望してきた若者です。採用のポイントは彼... [ 続きを読む ]