ホームページの建物性能の項目の更新も兼ねて、
改めて、
「加賀妻工務店の建物性能」について書きます。
耐震性能・断熱性能について、
・耐震性能:耐震等級3(許容応力度設計、山辺構造事務所)
耐震性能は標準仕様で「耐震等級3」です。
計算方法は、「許容応力度設計」です。
構造計算は、山辺構造設計事務所(山辺豊彦代表)に全棟お願いしています。
山辺先生は、在来木造についての研究も多数あり、
「山辺の木構造」など、著書も多数あります。
もちろん、木造からS造・RC造も構造設計されます。
Wikipedia 山辺豊彦先生
断熱性能:HEAT21のほぼG2レベル(ZEH基準はクリア)
断熱性能はHEAT21のほぼG2レベルの性能を満たしています。
断熱性能や温熱環境に関しましては、
セルローズのマツナガさん、
マツナガ 他社とは違うセルローズファイバー
野池政宏先生にお話をお伺いしたりしています。
野池政宏 住まいと環境社
Wikipedia 野池政宏
野池政宏先生は、
次号の雑誌「チルチンびと」で掲載予定の内容で、
会員工務店の夏・冬の温湿度について、
実測データを集めて、野池政宏先生に評価コメントを頂きました。
その中で、
「特別な冷暖房システムがなく、壁掛けエアコンだけを使いながら、
良好な室温と省エネが高いレベルで実現されている」
と評価を頂きました。
次号発売の「チルチンびと」をお読みください。
茅ヶ崎市K邸は、
1・2階にそれぞれ1台づつの壁掛けエアコンのみですが、
夏・冬共に、
・冬は室温が22~23℃が中心。
・夏は25℃~27℃と、非常に幅の狭い室温になっています。
であり、快適な温熱環境となっています。
つまり、
「断熱性能がG2程度であれば、
1階、2階にそれぞれエアコンがあれば快適に過ごせる」
ことが出来そうです。
ただし、
各寝室への暖冷気の移動は、
・引戸での調整
・壁換気扇の設置
が必要になると思います。
茅ヶ崎市K邸の写真です。
外観は濃いグレーの片流れ屋根
二階リビングです。
キッチン側を見ています。
右手にバルコニーがあり、一段上がりながら出れます。
周辺が囲まれているので、バルコニーの手摺壁をある程度の高さまで上げています。
ダイニングからリビングの見返しです。
階段で上がれるロフトがあります。
こちらにエアコンを設置しています。
一階の写真は無いのですが、
廊下の突き当りの寝室にエアコンを設置しています。
~完成見学会のお知らせ~
6/9(日曜)に完成見学会を海老名市I邸で行います。
完成見学会 海老名I邸
是非お越しください!
写真は次回載せます。
よろしくお願いいたします。
高橋一総