工事が始まる前に、地盤の調査を行います
地盤調査の方法は、色々ありますが、スウェーデン式サウンディング試験で行うことが多いです。
スウェーデン式サウンディング試験は、北欧のスウェーデン国有鉄道が1917年頃に不良路盤の実態調査として採用し、その後スカンジナビア諸国で広く普及した調査を、1954年頃建設省が堤防の地盤調査として導入したのが始まりだそうです。
鉄の棒(ロッド)の先端に円錐形をねじったようなスクリューポイントを取り付け、それを地面に垂直に突き立てます。
クランプに円筒形のおもり(10kgのおもり2枚と25kgのおもり3枚)を1枚ずつ静かに載せていき、1枚載せるたびに、ロッドが下方に沈むかどうかを観察し、記録します。
全てのおもりを載せるとクランプの重さと合計して100kgになりますが、その際、ロッドの沈み込みがなく静止している場合には、ハンドルを回転させ、先端のスクリューポイントで土を掘進しながら強制的にロッドを貫入させ、ロッドを25cm貫入させるのにハンドルを何回転させたかを記録します。
この試験を経て、地盤が弱い場合、地盤改良工事を行わなくては、いけません。
家を建てる前に、土地の状態を知っておき地盤改良費もある程度かかる可能性があることも
把握しておくことが大事です。
月別: 2014年5月
面白そうな映画・・・『WOOD JOB』
矢口監督の新しい映画が出来て、最近CMで沢山流れています。
矢口監督といえば、ウォーターボーイズ、最近ではハッピーフライトなど・・・
楽しく映画が多いですが、今回は、林業のお話!
これはますます興味がわき、公式HP見てました!
すると、予告編のところに最近見慣れた下記のものが!!
そうこの映画「木材利用ポイント」が協賛しています。
木材利用ポイント事業は、地域材の適切な利用により、森林の適正な整備・保全、
地球温暖化防止及び循環型社会の形成に貢献し、農山漁村地域の振興に資することを
目的としています。
スギ、ヒノキ、カラマツ等を活用した木造住宅の新築等、内装・外装の木質化工事、
木材製品及び木質ペレットストーブ・薪ストーブの購入の際に、木材利用ポイントを付与し、
地域の農林水産品等と交換できる事業です。
まだ申請期間延長され、間に合うみたいです。
『平成25年7月1日から平成26年7月31日までのポイント発行申請の期間を、平成27年1月31日までに延長する(新規外壁材については従来通り平成26年7月31日まで。)。
※ポイントの発行額が予算額に達した場合には、申請期限が終了する前であってもポイントの発行を終了することとする。なお、ポイントの発行額が予算額を超えると予想される場合は、混乱をきたさないよう事前に周知する。』
ますます親近感が沸きますね。