当社の断熱工事はセルロースです。
他の充填断熱より優れ物なのはご存じかと思います。
しかし、ホースが入らないようなところまで、吹き込むことは出来ません。
特にサッシ廻りは間柱とまぐさ部分に形状上1~2㎝スキマが出来ます。
(多くのところはこの部分断熱していないかも知れません。)
しかし、この部分は、内部の温度と外部の温度がぶつかりなおかつアルミのサッシ
つばのため、結露がしやすい場所でも有ります。
そのため当社では細かいところは、100%羊毛の断熱を使用しています。
その他根太とのスキマなどにも使用しています。
断熱は、外気と室内側の空気が直接触れる場所を極力少なくしてあげることが大切です。
特に、壁や天井で隠れる部分は、セルロースのマツナガさんとうち合わせして、施工しています。
月別: 2014年2月
まだまだ雪の影響は出ています。
まだ、建築現場付近は、沢山の雪が残っています。
一服の話題は、そんな雪の話が大半です。
そして、住宅業界ではこの雪により大変な事が話題・問題になっています。
住宅業界は、4月からの消費税UPにともない、3月引き渡しで慌ただしい状況ですが
そんな中、設備機器メーカーのキッチン工場が、雪により天井が崩壊してしまいました。
そのメーカーのキッチン工場は、効率化による統合で、関西に一工場と関東に一工場だけらしいのですが、
関東だけで、3月までに1万台生産しなければいけないのが、復旧に早くても1ヶ月~2ヶ月掛かるため
完全に受注ストップとなってしまいました。
関西工場も多分それだけの生産予約が有るはずで、キッチンを他のメーカーに切り替えたところで
それだけまかなえるか、キッチンが間に合わなければ、引き渡しにも影響かねない大変な問題です。
当社でも、影響が無いか検討中です。
消費税UPや、基準法改正時の区切りの工事のときは、必ず建築ラッシュになり
工事が慌ただしくなったり、今回の雪の影響など問題が発生したりします。
消費税の方は、昨年9月までに契約していれば4月以降も現行のままなどありましたが、
実際工期が少ない建て売り、売り立ては9月以降契約、3月引き渡しが大半です。
月の変わりからが税が上がったり、改正施行などじゃない方法をとりいれてほしいもんです。
先週と同じ風景・・・
建築業界(住宅業界)は通常、年度末でなおかつ3月決算の関係で、この時期から3月に掛けて
一番忙しい時期です。まして4月からの消費税UPによる駆け込み需要もあり、例年よりもどこの
建築会社も忙しくなっています。
今年は話を聞くと、各職人さんも休みが無いような状態で予定が詰まっています。
そこに来て先週の雪と今週の雪で、段取りが狂っております・・・・
雨と違って後々まで影響が続くので、台風と同じく建築にとって嫌な天気です。
一度セットした予定を、何業者とも再うち合わせして組むのですが、そこには他の現場との絡みや
他建築会社の仕事もあるわけで、至難の業です。
学生時代雪が降ると、「新雪で滑れる」とすぐスキー場に行っていた時期と違い
仕事するようになってからは、本当に悩ましい天候です。
講習会
職人不足、資材高騰・・・
年末に大工さんが足りない・・・ブログを掲載しましたが、色々なところに影響がではじめています。
当社でも、少なからず影響がではじめています。
鉄筋が入ってこなかったり、仮設トイレも順番待ち、プレカット工場の方も予定通りの日に加工できない、
また仕上げ業者さんも、3月に向けて休み無しなど・・・
(トイレまで在庫切れみたいです)
消費税3%UPの時は別の会社にいましたが、家に帰れない日々がつづき、沢山の職人さんを新規取り入れて施工しましたが、その後消費税が上がってから、逆に仕事が減少し大変な思いをした記憶が有ります。
とにかく消費税が上がる時は、毎回このような現象になります。
まして、職人さんは、年々大幅に減少していっています。
また高齢化も進み、工業高校では生徒の減少もあり、職人不足は深刻化しています
公共事業の入札も、資材・職人の手間・高騰で予算に間に合わず、施工が出来ない状態が沢山出てきています。
今後建物の値段高騰化は余儀なくされて、消費税の影響とダブルパンチに。
建築業界は、どのようになっていくか・・・先を読んだ対応が不可欠になりそうです。