12月は、毎年お引き渡しが多いため、アフター点検もこの月に集中します。
通常月より忙しくなりますが、久しぶりに施主様に会えるので、楽しみでもあります。
加賀妻工務店では、半年、1年点検、3年点検、5年転換、10年点検と行っています
(セントリコン設置のお客様には、更に20年まで)
そんな中、鵠沼のI様邸の点検にお伺いしました。
(今月引き渡したA,N様のすぐ近くです)
とてもOMがよく働いていて、室内にて点検して動いていると汗をかくほど暖かでした。
特に点検は問題なく完了です。
I様のお家では、日曜・月曜だけ限定でパンやさんとカフェを開いています。
OMのすごさを実感していただくにも、とても良いと思います。
(YOSHI)
月別: 2011年12月
番付け
良く施主様に、「大工さん達は良く図面も見ないで、上棟の時に組んでいけますね?」と聞かれます。
実は建てる為に、伏せ図と呼ばれる図面があります。そこに番付けが振られています↓
通常右上を いの一番とし、横にいろはにほへと・・・・縦に1,2,3,4,・・・と番号が振られています。
これが番付けです。
それが土台にも、
梁にも、
柱にも番付けが付いています。
なので土台が据え付かれていれば、大工さんは始めての現場でもその番付けの位置に組み立てて行けば、誰でも間違えなく、組んでいけます。
昔から続く方法で、いたずとも呼ばれます。
この座標を利用した番付けが今では一般的ですが、
他にも廻り番付けなど他の方法も有ったそうです。
(YOSHI)
・・現場でのはなし・・
現場で大工さんと話をしている時にやはり<家>の話しになります。
今日も<家>の話しになり、「家を購入する」と「家を買う」の話しになりました。
どちらも普通に使っている言葉ですが、「買う」とういと車や電化製品などのように工場生産品を買うのと同じ感覚?!家はどっちだ~?!なんて話していました。
でも、家は人が手間をかけてコツコツ造っていくものなので工場生産品(大手メーカーは別ですが・・)とは違うよな~。だから購入の方?などの意見も出ていました。言葉の感じ方なので、十人十色、なかなか難しい事だな~と感じました。
先日、丁度一年くらい前にお引き渡しした、T様邸に伺った時に写真を撮らせていただきました。家庭菜園をされていました。加賀妻のお客様は家庭菜園などをして楽しみながら過ごされている方が多いように思います。
もしかしたら、お客様が家を可愛がり、家と共に生活しているという感覚を持っていらっしゃるお客様が、多いからかもな~なんて感じています。それと、職人さん達の思いを感じ、加賀妻の家造りに共感していただいているのかな~なんて思ったりしています。 こんな事思っていると、とてもうれしく、感謝の気持でいっぱいになりました。(^岩^)
チーム加賀妻のスキルアップ大作戦!パート2
仕口(しぐち)、継ぎ手
木材(木造住宅)は木の長さが決まっているので、それ以上の長さを継ぐときに、材料加工して
つないでいきます。
継ぎ手、仕口の種類はとても多様で数十種類有ります。
その中でプレカットでは、継ぎ手と仕口は主に下記のものを使用しています
材が直行方向になっている場合の仕口 写真はメスです
そしてこちらが、オスです。
仕口にも一つずつ形状によって名称が付いています
これは、蟻掛けや蟻落としと呼んでいます
こちらは縦に継いでいくときの継ぎ手です。
鎌継ぎと呼びます。
このほかにも使いますが、だいたいこの2つの組み合わせで行っています。
昔は、この加工を大工さんがしていましたが、今はプレカットで正確に加工されてきます。
(YOSHI)