その1からの続きとなります。
今回は藤沢鵠沼に建てるお猫様との住まいです。
ご縁があって偶然OB様のお隣りが敷地となりました
→鵠沼松が岡S邸
見学会は行っておりませんでしたので写真に注釈をつけてご説明します
スッキリとした形とシックな色使いで隣との雰囲気を少し変えています。
植栽が映える外観になっていくと思います。
縦長の窓からはお猫様が顔を覗かせることを企んでいます。
玄関からは裏動線が完備。
土間収納、家事室、キッチンとそれぞれに鍵付きの引き戸を設けており
脱走の心配もありません。
リビング入り口よりキャットステップ。上からお迎えして頂ければ最高かと
リビング入り口より本棚の方を見る。たくさんの蔵書をお持ちで、いたずらがされないように
多くの扉を設けています。棚の一部分は棚内キャットステップになっており、
お猫様の回遊動線に一役かっています。
OPENな階段です。窓にからむ広めの舞台が道路からも見えます。
最適なお昼寝スペースになることを願っています。窓前にはお楽しみのシンボルツリーを植える予定です。
リビング階段下には換気扇付きのトイレスペースを設けました。
こちらの位置は個体差が大きいかと思いますので参考まで。
吹抜部分その1。階段からもお猫様の回遊ルートは完備されていることがわかります。
行き止まりをなくすことと。すれ違いを可能にすること。
少しでもお猫様のストレスを軽減することが求められました。
お住いになられて縦横無尽に駆け回る姿をみたいです。
吹抜部分その2。こちらからも回遊ルートがわかるかと思います。
手すり下部の横桟高さも人間の危険防止とお猫様の通り抜け高さを考慮しています。
吹抜はかなり低めから設定しており、窓の開け締めや窓そばのすのこ部分に座って読書できる
高さを基準にしています。
温度を一定に保つ必要があるので、蓄熱暖房機とエアコンで立体ワンルームの温度を
コントロールします。このような構成の場合はシーリングファンが効果を発揮します。
キッチン周りはお猫様が行儀よく、あまりいたずらしないとのことで
OPENの構成。こちらは個体差により仕様が分かれるかと思います。
猫と暮らすことをテーマに計画しましたので、そちらをメインに解説致しました。
暮らしの経年変化がとても楽しみです。
I様。ご縁を頂きありがとうございました。
まだご紹介できていないお住まいもあるのですが、またの機会に。
本年はたくさんのご縁に恵まれて感謝ばかりです。
私はカロリミットを導入して正月太りに備えます。
皆様良いお年をお迎えくださいませ。
高宮