まずは構造の勉強会です。
講師は山辺豊彦氏です。山辺さんは、実験データに基づいて木構造を平易にしかも正確に語れる構造家として右にでるもののない存在です。
木造建築の基本的はことから最新の構造審査の現状について話を聞きました。
実験データや模型を使って、構造の考え方、耐力壁の配置のバランスなどあたり前ですが大切な事を再度認識しました。
続いてOMソーラー協会のセミナーに参加しました。
第一部は、またまた山辺先生の構造の勉強です。
構造計算の基本の考えはどういった根拠から成り立っているのかなど、始めて納得できた内容もありました。
構造は難しいイメージがありますが、基本をしっかりおさえると応用がきき、構造も面白いと思うようになってきました。
第二部は断熱に関しての内容でした。
熱損失係数といって、断熱性能を数値で表すものがあります。この数値が低い程断熱性能がよいという訳ですが・・・
窓を小さく断熱材を多く入れればもちろん低い数値になります。
しかし、数値にこだわりすぎて実際住まわれる方の生活はどうなんだろうか?
ちょっとの我慢とちょっとの努力で、できるだけ暖房機器等は使わず、本当に暮らしやすい生活ができる家をつくっていきたいとおもいます。
m.shirota