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加賀妻の家には『普遍のデザイン』があります。
時代が変わっても、家族の本質的なあり方は変わらないはずですし、人が心地よい住まい、ストレスのない住まいのあり方は同じのはずです。それぞれの住まい手に合わせたプランを考えながらも、そこには『普遍』が流れているのです。
住まいのデザインにも、一過性のデザインに偏らず、昔ながらの日本の民家や町屋に受け継がれている形から普遍を目指しています。
加賀妻が自然素材を使うのは、自然素材にもその普遍性が備わっていると考えるからです。家具や建具を作りこんでいくのも、既製品や新建材にない価値をひとつひとつ生み出し、それをずっと大事に使いたいと考える人が生まれると確信しているからです。

200年住宅・長期優良住宅の国の標語には、「いいものをつくって、きちんと手入れして、長く大切に使う」とあります。その内容をみますと、工法・構造などのハードな面ばかりが強調されています。
加賀妻の目指す住まいづくりでも、それらの条件である温熱・空気環境・構造・耐久性を備えている住まいになります。
しかし、真の200年住宅や長期優良住宅とは、親から子へも受け継がれるような「家への愛着」によるものと思います。加賀妻でも、綿密な設計・施工・家守り・大工システム(親方から弟子へ)によりつくり上げていきます。
さらに「住まい方の実践」も大切だと考えています。お引き渡し後の、お客様の住まい方につきましても提案をすべきです。
そのため、自立循環型住宅の「自立循環型住宅評価ソフト」や2008年省エネルギー法改正による「※住宅事業建築主基準算定用Webプログラム」を使い設計している住まいの消費エネルギー・CO2削減率を把握します。
(※2013年から150戸以上建売戸建住宅のビルダーに報告が義務付けられることになる指標で、平成11年の省エネルギー基準(次世代省エネルギー基準)の断熱性能を有し、平成20年時点における一般的な性能の設備を設置した場合の一時エネルギー消費量と比べて、おおむね10%の削減に相当する水準)
さらに、お引き渡し後の年間の電気・ガス・水道・光熱費の使用量を「環境家計簿ソフト」に入力することにより、実際の家庭全体のエネルギー削減率、CO2削減率を算出することができます。
これも住まい方により大きな差が出ますが、これにより、設計時レベルと実際の状況の比較ができ、より具体的な住まい方の提案も可能になってきています。

工務店の中で設計することとは、大工・監督と住まいを造り上げることにより、ディテール・コミュニケーション・コストの蓄積、設計力・デザイン力・バランス力がついてきます。
空間に力・意思・共有する思いを入れていきます。空間の差はそこに出ます。
加賀妻は完全注文住宅です。設計力があります。
設計者と施工者は独立していた方がよい建物ができるといわれる方もいます。
確かに住まい手・設計者・施工者がお互いを理解し合い、尊重できる関係であればよい建築ができると思います。
しかし、現場でつくるのは職人です。職人がいなければ成り立たないのが建築です。加賀妻では真の作り手(職人)が住まい手のために技術を発揮する環境をつくることも仕事のひとつと考えております。
加賀妻の使う材料・技術を知って、それを活かす設計をすること、設計施工でしか出来ない技術・デザイン・ディテールの蓄積は加賀妻の財産であり、設計事務所に無いものだと考えています。
派手さはありませんが、真に豊かな空間、一元的な要求にもびくともしない建築を、加賀妻の蓄積された技術が支える、そんな住まいを目指しています。

結露には「表面結露」と「内部結露」、次に「冬型結露」と「夏型結露」があります。そして断熱・気密・換気が深く関係します。
- 結露を防ぐには、二つの基本があります。
(1) 空気を冷やさないこと。
(2) 空気中の水蒸気が少なくすること。 - 表面結露を防ぐには(1)の冷やさないこと。
- 内部結露を防ぐには(2)の水蒸気を減らすことが最善の策となります。
- (1)に熱を与えることは、「家全体を均一な温度に持ち込むこと」が基本です。
熱を遮るものをなくしてしまうことが大切です(衝立や家具で空間を仕切る)。 - これら結露防止の基本的な行為を補うものに、調湿性があります。
- 内装材に調湿性があれば(珪藻土など)表面結露を吸収してくれます。
- 断熱材に調湿性があれば、万が一の内部結露に効果があります。
加賀妻は上記の結露対策を全て含んで住まいを考えています。
- 家全体をあまり仕切らずに一部屋のように考えてプラニング。
- 柱や梁を見える状態で空間を考える。
- 内装材、下地材に調湿性のある材料のみを使用
(例:珪藻土・無垢フローリング・襖・障子・セルローズファイバー) - 乾燥木材の利用 ・合板を使用しない ・水蒸気を外に開放(外壁通気、屋根通気)
- 家全体を断熱材で包む、全室暖房の考え方(OMソーラー、蓄熱暖房、暖炉など)
- ベタ基礎・基礎高さ400mmで床下の通期・床下点検
- 次世代省エネルギー基準レベル ・ペアガラス

建物の点検・清掃・補修を行う維持管理と水漏れ対策の考え方から、給水ヘッダー配管方式を採用し、排水管をコンクリート内に埋め込まないことにしています。
また、基礎の立ち上がりを地盤面から400mmとし、床下のメンテナンスを容易にしています。

『家をずっと守っていく』
加賀妻では、ご提供した家をずっと守っていく「家守り」という姿勢を持っています。
これも地域に根ざす工務店として不可欠な役割だと思うからです。
お引き渡し後の、半年・1年・2年は工事を担当した監督が、3年・5年・10年は専属のアフターメンテナンス担当が点検にお伺いし、不具合やメンテナンス、リフォームのご相談を承っています。
また(財)住宅保証機構による住宅性能保証制度に加入し、万が一の瑕疵による補修工事費用が保険でサポートされます。が、何より重要なことは、この保証を受けるためには、設計審査・現場での厳しいチェックに合格しなければならないことです。













































