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太陽の光や自然とともにある暮らし。
「おうち時間」が気持ちいい、緑の中の木の住まい。

都会を離れ、緑の田園風景が広がる小田原の地に新居を建てられた白土さんご夫妻。季節ごとに表情を変える窓の外の景色を楽しみながら、夏は庭の畑いじりに精を出し、冬は薪ストーブの揺れる炎に癒され、自然とともにある暮らしを満喫しています。「おうち時間」が快適な新居での暮らしについて、ご夫妻にお話を伺いました。


リビングで寛ぎながら、四季折々の絶景を愉しむ

これまで職場のある東京に住まわれていた白土さんご夫妻が、新居を建てるために選んだのは、美しい田園風景が広がる小田原でした。「東京の暮らしは便利でしたが、十分楽しんだのでもういいかな…と。大自然に寄り添った広い土地に、薪ストーブのある家を建てるのが憧れでした」とご夫妻は話します。リビング・ダイニングに設けた大開口のサッシを開け放つと、目の前に広がるのは遮るもののない緑の田畑。その奥には山がそびえ、晴れた日は富士山もくっきりと見ることができるといいます。「リビングに居ながらにして四季折々の風景を楽しめるよう、加賀妻さんが見事に設計してくれました。季節ごとの陽の入り方や風通しも計算されており、一年を通して快適です。おかげで、ここに住むようになってから朝は早起き、夜は早寝になりました。太陽の光とともに、人間らしい暮らしを営んでいる気がします」。

こだわりの薪ストーブで、寒い冬も快適に

当初からご夫妻は、地場の工務店に家づくりをお願いしたいという希望がありました。雑誌やネットで加賀妻工務店を知り、見学会に参加。実際にいくつも家を見たことで、ふんだんに木を使った加賀妻の家に魅せられたといいます。「見学会で見た家の『いいな』と思ったところを、わが家にも取り入れてもらいました。設計士さんと話していてもお互いの認識にズレがなく、こちらのイメージをきちんと理解した上でもっと良い提案をしてくれる。要望を言いやすく、柔軟に対応してもらえるのが嬉しかったですね」。そうして完成したのは、自然素材に包まれた開放感あふれる住まい。中心となるリビング・ダイニングでは、ご主人こだわりの薪ストーブが存在感を放っています。薪をくべながら揺らめく炎を眺めるのは、冬のお気に入りのひと時。一度火を入れると2階まで温かく、ほとんど暖房を使わずに過ごすことができたといいます。


ステイホームで、住まいの心地よさを実感

リビング・ダイニングから吹抜けで繋がる2階はオープンスペース。未来の子ども部屋を設けたほか、1階を見下ろす位置にはPCを置いたワークスペースを設置しました。新居が完成したのは2020年2月末。奇しくも、新型コロナウイルスの影響でステイホームが推奨されるようになったタイミングでした。「思いがけず夫婦ともにテレワークの機会が増え、早々に住まいの心地よさを実感することとなりました。外の景色を眺めながら仕事をし、休日は庭に作った家庭菜園で畑いじり。広いキッチンで、料理も楽しくなりました。コロナ禍の現状に不安はありますが、ステイホームが苦になることはありません。以前よりも時間がゆっくり流れているように感じます。気軽に友人を招くことができるようになったら、庭でBBQなど楽しみたいですね」。


住まいのギャラリー



●取材・撮影 有限会社さくらがおか

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